こんにちは、検査技師です。
新聞にも桜の開花情報が載り始めたりして、もうすぐ4月だ!春なんだ!と気づいたのですが、3月ももう下旬なのに今朝(3/26)は京都では雪が降っていたようです。
今年はなかなか春がやってこないですね。
ご存知の通りクリニックからは大阪城の天守閣がよぉく見えます。
検査入院の患者様からも「よぉ見えるねぇ!」と評判はよいのですが、
今は天守閣がライトアップされておらず、日没過ぎると暗-い天守閣になっています。
11日の東北関東の大震災をうけ、哀悼の意を表してのライトアップの自粛(全消灯)だそうです。(節電ということも当然あるのでしょう)
被害を受けられた地域の皆様には本当に心からお見舞い申し上げます。
さて、大阪城ですが。
今年は大阪城復興80周年だそうです。
内部にはエレベーターもある大阪城天守閣。
もっと新しいものかと思っていたのですが、昭和6年(1931)11月に竣工したもので今の姿は平成の大改修を終えた綺麗な姿なのですね。
昭和初期の当時としては最新の建築工法だった鉄骨鉄筋コンクリート造りで超高層建築だったとか。
今のスカイツリーみたいな感じだったのでしょうか?
でも豊臣・徳川の時代はその高層建築を木造で人力だけで建造したのですから、昔の人の力は本当にすごいですねぇ。
大阪城の天守閣をはじめ、その他の門や櫓なども豊臣・徳川の時代の建物はほとんど残っていません。 大阪の陣、明治の大火、太平洋戦争の空襲などで消失してしまい、堀の上の櫓が数個残っているのみだそうです。
豊臣の時代から幾つもの天災や戦災に見舞われてきた大阪城も、
3代目天守閣が今日もクリニックの目の前にドンとおだやかに建っています。
東北関東が大阪城が明るい光で照らされる遠くない日を願います。
大阪城は復興80周年としてイベントもいくつかあるようですので、
桜が咲けばお花見がてら、クリニックの帰り道に大阪城公園を散歩してみてください。