皆さんは夜中に目が覚めることはありますか?
毎晩だいたい同じ時間に目が覚めてしまう・・・なんて困った習慣がついてはいませんか?
その時、時計を見て「あ~、また○時だ」なんて言っていませんか?
実は、夜間同じ時間に目が覚めてしまうのは、
時計を見て時刻を確認してしまっているのが原因のひとつかもしれません。
これにはコルチゾールという血糖値を維持するためのホルモンが関係しています。
コルチゾールは朝型リズムの場合、だいたい夜中の3時ごろに分泌されると言われています。
そして夜明けに近づくにつれ、体温が上昇すると共に増えていき、目覚めに至ります。
寝る前に、「明日何時に起きるぞ!」と強く思うと、
なぜか目覚まし時計が鳴る直前に起きられたりすることがありますよね。
これは決めた時間帯が来る約1時間前に、急激にコルチゾールの分泌量が多くなるため。
人は寝る前に意識することによって、朝起きる準備を体にさせることができるのです。
夜間目覚めた時に時刻を確認するという行為を繰り返すことで、
これと同じことが起きてしまっている可能性があるのです。
時計を見て時刻を確認し、意識することでコルチゾールの分泌に影響を及ぼしているのかもしれません。
原因はこれだけではないかもしれませんが、
そんな現象でお困りの方は、明日からは時刻を確認するのをやめてみてはいかがでしょうか?