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ふと思うこと

春の陽気になり始めた今日この頃。造幣局の桜の通り抜けも京都での花見も楽しんだ
どうも技師です(^ω^)
話しは大きく変わり、私の実家は元ブリーダーです。
以前は50匹程いましたが、今は20匹程度でしょうか。
犬種は、ミニチュアダックスフント、チワワ(ロングコート、スムース共に)、トイプードルになります。きっかけは、当時小学校低学年だった弟がテレビでみたダックスが欲しくて欲しくお金を貯めだし、ペットショップで母が抱いてしまったのが最後、そこに子供の時に動物を飼ってもらえなかった反動か、父が興味を示したことで増えていきました。
ただし、ダックスに関してはショードッグ専門で、犬舎まで構え、ささやかですがチャンピオン犬も輩出しましたし、出産前から予約が入ることもあるほどのものでした。
ブリーダーというおかげで、出産に立ち会い、子犬の成長や親子や兄弟たち、さらに上下関係やご近所付き合いなどコミュニティの様子や犬種による性格の違いなどなど、普通なら経験できないことが生活の一部として間近でかかわることができました。
ショードッグといえど、中にはペットとして迎え入れたいというお話もいただくので、その際は、両親が必ず面接を行い、大事にしてもらえるかを見極めた上でお譲りすることを徹底していました。そして、育てられなくなったらいつでも返すよう伝えるのが決まり文句です。現に、出戻ってきた子達もいます。反対に、自分たちでは飼えなくなった子たちを託されることもよくあり、中途採用と呼んでいますが、ひとりっこが多いためか、コミュニティに入るのが難しいことが多いのが実情です。
今はブリーダーを辞め、今いる子達に愛情を注ぎ、最期まで見届けております。人間に比し、命のサイクルが短い彼らは、私よりも早く親となり、私よりも早く旅立ってしまいます。いつも間近で彼らを看ているのは母ですが、旅立ちとなるといつも涙を流しています。年間に何匹もそのような状況がくるだろうに、自分の母ですがその想いはすごいなぁと感心します。命あるもの、責任もって最期まで見届けるのは当たり前のことだと思いますし、そうであるべきだと思います。ブリーダーになることをお勧めはしませんが、生命に間近にふれる機会があるのでしたら、特にお子さんにふれさせて上げて欲しいとは思います。
今回は、命の尊さと動物は最期まで飼いましょうというお話でした笑
熊本やその周辺の方々は大変な日々をお送りのことと思います。
一日も早い復興を心からお祈りしています(>ω<)

2016.04.23

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