名神高速での多重死亡事故。
高裁での第二審判決がでました。
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元運転手に、二審も実刑 彦根・名神8人死傷事故
滋賀県彦根市の名神高速道でブラジル人ら8人を死傷させたとして、業務上過失致死傷罪に問われた元トラック運転手松崎雄大被告(41)の控訴審判決で、大阪高裁は12日、禁固3年(求刑禁固4年)とした一審判決を破棄し、禁固2年6月を言い渡した。
被告側は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)で、睡眠状態に陥ることは予見できなかった」と主張していたが、判決で若原正樹裁判長は「疲労が蓄積し、眠気を感じながら運転を続けて事故に至ったと考えるのが自然だ」と指摘。
一審同様、運転を中止する義務に違反した過失を認めた。
一方、遺族を訪れ謝罪し、示談が成立していることを減刑理由とした。
(共同通信2007/7/12)
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